京都のホームページ制作会社の有限会社エム・ツーです。レスポンシブウェブデザインを実践しています。

CMSについて

2016年3月11日(金)

サイト構築には欠かせない存在のCMS

CMSとは、Contents Management System(コンテンツマネージメントシステム)の略で、 ウェブサイトのデータを一元的に管理出来るシステム(仕組み)の総称です。 良く使われ、知名度の高いWordPressなどもCMSです。 ホームページ制作の黎明期では、htmlファイルをページ毎に作成・管理するのが 一般的(というかCMSのような仕組み、CGIが普及していなかった)でした。 しかし、今や、逆にCMSを使わない方がレアなケースとなりつつあります。

いろいろなタイプのCMS

CMSも現在は色々なタイプのものが数多くあります。

CMSでは圧倒的なシェアがあります。 早くから存在し、プラグイン、テンプレートの豊富さが普及を促した原動力と思われます。 主としてブログを対象としたCMSですが企業サイト等に使われる場合も多いです。 「全世界の四分の一のサイトWordPressで作られている」(アメリカのW3Techs2015年11月調べ) 私的には、カスタマイズに手がかかり過ぎるように思います。 また、コンテンツが増えて来た時のアクセス遅さにすこし抵抗があります。

日本での普及はまだまだですが、世界の政府機関ではかなり利用されているようです。WordPressより、大規模な一般サイトに向いています。

ブログ型CMSの草分け的なCMSで、弊社も社内のコミュニティサイトに利用していたこともありました。 しかし、企業の利用は有償であることから、徐々にWordPresにその座を奪われてしまいました。 MovaleTypeからWordPressに移行する案件を受注したこともあります。 操作性は、海外のCMSですので、WordPressと似ています。

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Drupal(ドルーパル)

オープンソースであるCMSでは、比較的有名所。 現在は不明であるが、アメリカのNASAが使っていると いうことで、一躍有名になりましたね。 モジュラー式フレームワークで、ECサイトも構築出来る等、カスタマイズを行うことで、幅広いサービス あるいは、業態のサイトを構築できます。 5年ほど前、弊社(M2)のホームページはこのCMSで制作していた 時期がありました。 現在(2016年3月時点)、日本ではそれほど名前を聞かないので、どうなんだろう? と調べてみたら、 世界のCMSシェアでは、堂々3位なんですね。ただ、すこし敷居が高い感じはします。 drupal.jp

ウィキの王道ソフトらしく、本格的に利用するのに最適でしょう。 MySQLなどDBを利用します。開発も活発なようです。 www.mediawiki.org/wiki/MediaWiki/ja

ウィキクローンですが、MySQLなどDBを利用しないという独自のポリシーで、日本語対応もしていてかなり使えそうです。 Wikiですので、情報の共有にふさわしく、社内掲示版、社内のコミュニケーションツールとしてぴったり。 開発も活発なようです。 www.dokuwiki.org/ja:dokuwiki

ウィキクローンの一つで、現在(2013.10)、6年以上も正式版がリリースされておらず、 開発は実質的に停止している。php 5.3バージョンから3年経過し、php 5.4, 5.5の対応バージョンが発表されておらず、 このphpだと動作しない。そろそろ終焉でしょうか!でも、 すこし前、依頼あってあるサーバにインストールしました。(驚きです)

ECサイトの構築に特化したCMSで、 主に日本で開発され、利用されています。 爆発的ではないものの、着実にユーザを増やしていると思います。 弊社でもいくつか構築させていただきました。 ECサイトでは、販売の他、バックヤードでの処理機能がいろいろ多く、一から制作するのは、 非常にコストがかかります。 その基本となる機能を一通り備えているのが、一番受けているところでしょう。 すべての業種に対して利用出来ないにしろ、商品の販売サイトであれば問題なく使えます。 ただ、そのような簡便なECサイトであれば、「カラーミーショップ」など、 安くて簡便なSaaSサービスもあるので、カスタマイズの内容によって決めた方か良いでしょう。

弊社独自開発のCMSです。上記CMSは、Pukiwikiを除いて、ほぼ php + MySQLの環境がスタンダードとなっていますが、M2-CMSでは、PostgreSQL Mysql SQLite のどれでも シームレスに動作します。自慢は、管理レベルがhtml単体をそっくりテンプレートとしても利用出来るし、細かなバナーの内容に至るまで、DBと連携してデータを埋め込んだり出来る事です。また、管理もFTPを使わないでも管理が可能となっていて、弊社のウェブアプリケーションのベースシステムとして活躍しています。

少し前まで、結構運営会社はあったように思いますが、現在は敬遠されつつある形態です。理由は、サーバレンタルの料金が劇的に安くなったこと、さくらインターネットでも使えるサーバが、500円/月であります。ロリポップに至っては、10GBのレンタルサーバが、100円/月 という信じられない価格となっています。これを利用すれば、サイト制作を業者に依頼し、多少費用がかかってもその方が安くすむからです。

最近では、レンタルサーバを契約すると、そのレンタルサーバに付帯しているCMSを無償、あるいは有償でも安く利用出来るサービスがあります。これを利用するのも一つの方法です。ですが、簡単と言われるCMSでも、その操作を習得するのにはコスト(時間とか、労力)が掛かります。 ビジュアルを重視したサイトなら、デザインのセンスが必要とされますので、結局はそういった 部分はプロに依頼した方が、安くつく場合場合も有ります。(自分の作業時間を本業に宛てた場合の 稼ぎを考えて下さい)

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